お局の前ターゲットBさん②
Bさんの話というよりも会社の謎についての話。
Bさんが辞めて何日か後、同期と集まってご飯を食べたときに、Bさんの話題になった。
後日、私と、同じ管理部の同期Aさんが部長に呼び出された。
「営業部の子が話していたけど、君たちBさんが辞めたこと話したらしいね。
そういうことは他の部署の子には話さないように」
知らねえー
そんな大事なことなら口止めしとけや
とりあえず謝って、以後気を付けます。で終わったが、帰り道Aさんと、なんで怒られたんだろうと話した。
後から営業部の同期に聞いたら、Bさんが辞めた話を営業部の先輩に話し、先輩たちの間で話が広まり、営業部長の耳に入り、出どころはどこだ、となって管理部の新人か、と判明。営業部長から管理部長にクレーム、という流れ
営業部の同期も、私とAさんが部長に怒られたと聞いて「え、そんなことで怒られるの!?」とびっくりしていた。
闇が深い。
お局の前ターゲットBさん①
今回からはおまけ話を書いていきます。
私が入社した当初、管理部にBさんという20代後半くらいの女性社員がいた。
女性社員の机は固まって並んでいるのに、Bさんの机だけ離れたところにあった。
時々お菓子をくれる先輩社員(女)がいたが、Bさんだけ飛ばして配っていた。
「あの人はこの春営業部から来た人で、あっち(営業部)の人だからあんまり話さないように」と野村先輩に言われた。
村八分状態だった。もちろんボスはお局。女社会怖い。
6月くらいだったと思う。
会社の偉い人がBさんを呼び出して、打ち合わせスペースで話し込んでいた。
1時間くらいしたらBさんが戻ってきて、荷物をまとめて「今までお世話になりました」と言って帰っていった。
私は突然すぎて何もリアクションできなかったが、ほかの女性社員たちが冷ややかな目で見ていたのが忘れられない
入社2年目1月~3月
また社内ニートに戻ってしまった。
1月下旬、退職を決めた。
理由1
係長は4月から新規の営業部に異動することが確定らしい。
このままだと4月以降、合同説明会に課長、野村先輩、私で泊りがけで行くことになる。
さらに、係長がいなくなるのでお局がまた調子に乗りそう。
絶対無理だ
理由2
ずっと勉強していた国家試験に受かった。
理由3
個人的な事情で引っ越しすることになった。
2月に社員全員の個人面談があり、そこでやっと退職すると伝え3月末に辞めることになった。
面談は本当は直属の上司(係長)とするものだけど、係長が出張続きでいないので課長に伝えることになった。
「そうか、わかった」とあっさり言われた。
辞めると伝えてから気が楽になり、残りはのんびり過ごした。
社内ニートの時間もこれで終わり。
時間を有効に使おうと思い、転職に向けて職務経歴書(内容は盛った)を作ったりした。
同期のみんなにも退職すると伝えた。
正直同期のみんなと離れるのは寂しかったけど、たぶんみんなもそう長く続けないだろう。
そして3月末がやってきて退職した。
辞めていく社員を何人か見てきたが、私の時も同じようにあっさりしていた。
以上
入社2年目12月
社内ニートだが1週間だけ死ぬほど忙しかった。
個人的には、試験も終わり、とりあえずひと段落。
係長は長期出張から戻ってきたが、新規事業が本格的に忙しくほとんど席にいなくなってしまった。
ネット小説や面白いブログを読んでそれなりに過ごしていた。
ずっと勉強していた試験とは別に、MOS試験のワードとエクセルを受けたのだが、去年社内ニート中に一通り練習していたのでノー勉で受かった。
珍しく課長から仕事を指示された。
今年から12月に社員総会をすることになり、そこでスライドに映すパワーポイントを作れ。
とはいっても私が内容を考えるわけではなく、各部門から送られてくる資料を、パワーポイントに落とし込んでほしいとのこと。
11月中旬にその話を聞いたが、なかなか資料を送ってもらえず(このあたりは社内のごたごたがあるらしい)実際に取り掛かったのは総会の1週間前。
しかも資料のやり取りに時間がかかった。
他の部署の部長→管理部長→課長→私(パワーポイント作る)→課長→管理部長→他の部署の部長
という流れを繰り返すので本当に効率が悪かった。
そんなこんなで入社してから一番忙しい1週間を過ごした。
総会前日には深夜0時まで会社に残った。
まさか社内ニートの自分が残業するとは思っていなかった。
もう一つ仕事があった。
取引先を招いたイベント(詳しく書くとばれそうなので省略)での手伝い。
毎年、入社1~2年目くらいの新人が駆り出される。
本当は同期のAさんが行くはずだったが、経理のCさんが辞めてその仕事を引き継いだみたいで忙しくて行けない。
部長に「仕方ないから君が行って」と言われ、私が行くことになった。
イベント自体は特に問題なく終わった。
他の部署の社員さん何人かから
「君は普段事務所にいるときと違って、今日はいきいきしてるね」
と言われたのが印象的だった。
入社2年目8月~11月
夏になると、採用活動が落ち着き、封筒詰め、データ入力の仕事が次第になくなっていく。
たまに係長が雑用をくれる程度。
その係長も9~10月の2ヶ月間出張で地方に行ってしまい、再び社内ニートに戻ってしまった。
でも自分の中で資格合格という目標ができたので気にしなかった。
会社にいる8時間のうち大半は勉強関連のサイトを見ていた。
あとは息抜きとしてネット小説を読んだり適職診断をやったり
通路側の席なのでなるべく文字ばかりの画面を見るようにしていた。
秋に試験があり、試験まではずっとこういう日々を過ごした。
9~10月の間、係長が出張でいなかったことは試験勉強するうえではタイミングが良かった。
またお局にいじめられるかと思ったが、この頃はタイミングよく、お局に別のターゲットがいた。
お局の部下である経理担当のCさん
詳しくは知らないが大事な書類でミスしたらしく、会社の偉い人に呼び出されていた。
そのあたりからお局はCさんを無視するようになった。
それまではよくつるんでいたので、仲間外れにしているのは私から見ても明らかだった。
10月くらいにCさんは辞めた。
入社2年目5月~7月
係長が来たことで、私の直属の上司は課長から係長になった。
係長は時々仕事をくれた。
主な仕事は去年のOJT期間と同じく会社案内の封筒詰めと合説参加者のデータ入力。
4~7月は合説も多く、平均すると勤務時間の半分くらいはやることがあった。
日報に書くことがあるのは素晴らしい。
一方で GW明けから本格的に勉強を始めた。
資格のテキストは職場に持ち込めなかったので主に平日夜に2~3時間ほど勉強し、次の日会社で、前の日にやった内容を復習。
復習の仕方は通信教育の会員ページの過去問を解いたり、苦手な分野をネットで検索して勉強。
完全な社内ニートではないが、それでも勤務時間の半分くらいは暇なので捗った。
係長が異動してきたことで私が救われたことがもう一つある。
それは、お局の抑制。
まず係長はにこにこ朗らかな人で、係長が来てから部署の空気が変わった。
そして課長よりも席にいることが多い。
お局は男性社員の前ではあからさまないじめをしないので平和に過ごせた。
異動万歳と思った。
そんなこんなで7月までは半分仕事、半分勉強で過ごす。